2011年3月31日木曜日

HOPE

横浜で灯された火に集まった人達。
小さな明かりではあるかもしれない。
でもやがて大きく全国各地を照らす、そのうちの一つであり、一歩だろう。

「HOPE」
希望の灯火は、繋がり、広がり、皆の心を明るく照らしていく。







ライブの写真は改めて公開されるのでお待ちください。

2011年3月23日水曜日

山賊ツアー_3週目

大阪〜広島〜倉敷
山賊達は西の民衆にパワーを与え、与えられ、前へ進む。
赤くもえるため、高く超えるため。






2011年3月18日金曜日

山賊_チャリティライブ

先日の震災を受けて、ChitChatでのライブは急遽チャリティライブとなった。
極力電気を使わないでライブを演ると話していたメンバー達。レコーディングで鍵盤を弾いていたkaztakeさんは、ピアニカを持ってきていた。ベース・ギターはいつもより控え目に音を奏で、マイクは使わずに生声で唄い届けた。

光風くんがライブ中に言った。
「マイクを使わないと、後ろの方の人も静かに聴いてくれる」

確かに客席は静かに耳を傾け、熱中し、体を揺らしていた。



明日からは大阪・広島・岡山へと山賊が巡る。

2011年3月15日火曜日

山賊ツアー_2週目

3月11日  長崎
メンバー達は朝早くの便で既に東京を離れ、九州へと旅立っていた。
僕らカメラマン3人は、彼らを追いかけるように午後の飛行機に合わせ、羽田空港に集合した。飛行機の出発時刻は14:50…。

搭乗手続きを終えて飛行機に乗り込むと、機体が揺れだした。
最初は飛行機に乗っているせいで揺れが激しいのだと思っていたけれど、窓の外に目をやると、さっきまで乗っていたバスも大きく揺れ、お台場の方で黒煙があがっているのが見えた。尋常でないことはうかがえたけれど、機内に入る際に携帯の電源は落としていたので、分かる情報はCAからの言葉だけ。安全が確認されるまで、離陸は見合わせると言われた。
どれほど時間が経っていただろうか、携帯の電源を入れて良いと機内アナウンスがあり、各々が情報を仕入れる中、僕らの乗っていた便の欠航が決まった。

都内では電車が動かず高速道路は封鎖されていた。僕らは運良くタクシーを拾い、3人の中で最も近いYEAthの家に向かったが、渋滞は予想以上にひどく途中から歩き始めた。歩道は歩いて帰宅する人達、車道は相変わらず車で溢れていた。
家に着きTwitterやNHKのUstなどで情報を仕入れていると、地震・津波・原発と惨状が伝わってくる。各地の仲間達の状況も少しずつだがわかってきた。僕らはやれることをやろうと、動いていることの分かった東海道新幹線を使い、翌朝から福岡に向かうことを決めた。


3月12日 福岡へ
YEAthの家から五反田駅までバスを使い移動した。この間はそれほど地震の影響を感じなかったが、駅に到着するとやはり電車は動いてなく、タクシーを待つ人が行列を作っていた。駅から少し離れた場所でタクシーを拾い品川駅へ。駅に近づくにつれ渋滞し始め、駅前では五反田駅と比べものにならない程の人で溢れていた。
チケットを予約していたため、それなりにスムーズに新幹線に乗ることができた。発車後、時折地震のニュースが電光掲示板に流れる以外は、普段と何ら変わりのない空気が流れていた。

博多に到着後、ラーメンで腹ごしらえし会場に向かった。しばらくして山賊達と再会。オープン後には福岡に住む友人達とも再会を果たした。ライブまでの話題はやはり地震のことになったが、やれることをやるだけというスタンスは僕らも、メンバー・主催者・お客さん達も変わらなかったと思う。その熱を受けた山賊達のライブはいつも以上の熱を帯びていた。






2011年3月11日金曜日

千尋

もう何度彼女の唄う姿を観てきただろう。

初めて見たライブは、もうさすがに何処だか忘れてしまっているけれど、一番初めに話したのは、確か渋谷のasia。
彼女は長かった髪を切り、誕生日前日のライブだった。

そしてその1月半後に僕は彼女の写真を撮り始めた。

0310_ChitChat

新百合ヶ丘ChitChatで青谷明日香ちゃんと、千尋withSHUNSHUNのライブで撮影してきました。

青谷明日香ちゃんはminjahの時も、ソロになってからも周りの人から名前をよく聞くミュージシャンの一人で、今までタイミングが合わなくて今回が初めまして。

千尋はまた新しい曲が増えていて、いつもより新鮮な気持ちでライブを楽しませてもらった。






2011年3月7日月曜日

山賊ツアー_1週目

金曜日からの「民衆レベル」リリースツアー初週、愛知・岐阜・静岡と3カ所での山賊ライブを追いかけた。静岡を出た時に降り出した雨は、マーシー&YEAthと別れひとり家に向かう途中から、3日分の興奮を冷まさせるかのように雪に変わっていた。

アルバムをループさせながら写真をチェックし、ブログ用に何枚か選び出して気付いたこと…。
山賊の音楽は、色濃く熱を持ち続け、この程度の雪では冷まし切れない興奮を僕に与えてくれている。












2011年3月3日木曜日

民衆レベル


- 待ちに待った -という表現が一番しっくりくると思う。
光風&GREEN MASSIVE a.k.a. 山賊の1st Album「民衆レベル」がリリースされる。
それと同時に今週末からアルバムリリースツアーが行われ、各地にマーシーyeathと共に記録係として同行することになった。

全国でいち早くCDを入手できるという新百合ヶ丘CHIT CHATで、つい先程までビールを片手にアルバムを聴かせてもらった。
レコーディングにも参加させてもらっていた時の情景がよみがえり、ライブとは雰囲気の違う音であるけれども、今までに撮影したライブの情景がよみがえった。

そして歌詞カードを手にして、ライブの度に歌詞を聞いてほしい、歌詞を大事にしていると言っていた光風くんならではのこだわりを感じた。
これはライブを体験した皆が、実際にアルバムを手にした時に感じるのではないかと僕は思う。

ぜひライブに足を運び、アルバムを手に入れて聴いてほしい。
僕は、彼らの音を毎日家で聴けるようになったことに喜びを隠せないでいるんだ。